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Amazon カートボックスとは何か? 獲得条件は?

今回はAmazonで販売する上で欠かせないカートボックスについて解説していきます。

 

カートボックスシステムの把握というのはAmazonで新品商材を販売する上では基礎中の基礎です。

 

この記事でカートボックスについてしっかりと把握していきましょう!

 

 

Amazonのカートボックスとは何か?

まずはカートボックスの説明に入る前にAmazonのとあるルールについて解説させていただきます。

このルールを把握しておくことで更に理解が深まると思うのでしっかり目を通してくださいね。

 

Amazonにはカタログ主義というルールが存在

Amazonではカタログ主義というルールに乗っ取り、原則同じ商品ページは複数存在してはいけないという決まりがあります。

 

例えばメルカリやヤフオクなどのプラットフォーム上では同じ商品のページが多数存在します。
下記の画像はメルカリで「ニンテンドー Switch」と新品商品を検索した時にヒットしたものです。

同一商品でも販売者の数だけ商品ページが作成されていますよね。

 

Amazonではこれをしてはいけないという決まりがあるのです。
実際にAmazonでも同じキーワードで検索をかけてみると下記の様な結果になります。

Amazonを利用したことがある方なら大半の方が気づいていたとは思います。

 

このルールはAmazonを利用するお客様が商品を簡単に見つけ出せる様にするためのものです。

沢山の同一商品ページが乱立してしまっていては、その商品が欲しいお客様はどこから購入すればいいのか迷ってしまいますし、検索結果のページがぐちゃぐちゃになって見にくいですよね。

 

つまり、Amazonでは一つの商品ページ内で複数の販売者が出品を行なっているのです。

これを相乗り販売と言います。

 

・Amazonでは複数の商品ページは原則存在してはいけない。

・販売者は一つの商品ページで他の出品者と一緒に販売をする必要がある。

 

相乗り販売ではカートボックス取得が大きな鍵

Amazonでは一つの商品ページに複数の出品者が販売をする必要があります。

下記画像の様に表示されていれば、この商品に135人の販売者がいるということです。

つまり、お客様がこの商品を1つだけ購入しようとページに訪れた際には、135人の中から1つだけが選ばれるのです。

 

でも、Amazonを利用したことがある方なら分かると思うのですが、
Amazonで買い物をする際に
『沢山の販売者の中から1人を選んで購入した』
という経験はあまりないのではないでしょうか?

 

そもそも、Amazonで沢山の出品者が販売していることすら把握しておらず、全ての商品をAmazonが販売しているものだと思っている人が世間一般では殆どです。

 

その理由はカートボックスにあります。

 

カートボックスとは下記の画像のことです。
Amazonを利用したことがある方なら誰もが目にしたことがあるはずです。

この「カートに入れる」というボタンを押すことで購入者はその商品を販売している複数の出品者を選ぶことなく手軽に商品の購入が出来るのです。

 

このカートボックスから商品が購入される際の出品者選定はランダムではなく、Amazonから条件が良いと判別された出品者が取得できます。

 

そして、Amazonで商品を購入する人の殆どがカートボックスから商品を購入しているのです。

 

僕もAmazonで毎月1000万~1500万円程度販売を行なっているのですが、購入される商品は大半がカートボックスを取得しています。

 

カートボックスを取得せずに販売するノウハウとかもあるのですが、カートボックスを活用して販売した方が効率的で簡単です。

 

 

つまり、Amazonで販売するならカートボックスを獲得することこそが売上を増やす大きな鍵になるということ。

 

・カートボックスの獲得には条件がある。

・カートボックス獲得が売上を伸ばす鍵。

 

 

カートボックス獲得の条件

では、カートボックス獲得にはどの様な条件があるのでしょうか?

下記文章はAmazonより引用しております。

ショッピングカートボックス獲得資格は、一定のパフォーマンスを到達している大口出品者に付与される資格です。この資格の付与に伴い、追加で手数料が発生することはありませんが、出品者はショッピングカートボックス獲得資格を維持するためには一定のパフォーマンスを維持する必要があります。ショッピングカートボックス獲得資格を得た出品者の出品商品は、Amazon.co.jpサイト上で有利な位置に表示されることになります。まず、この資格があることで、出品中の商品が商品詳細ページのショッピングカートボックスや「こちらからもご購入いただけます」ボックス内に表示される可能性が生まれます。ただし、 Amazonはこれらの場所への表示を保証するものではありません。 ショッピングカートボックスや「こちらからもご購入いただけます」ボックス内に表示されていないその他の商品は、「こちらからもご購入いただけます」ボックスの下に表示される「XX点の新品/中古品を見る:」のリンクをクリックして確認することができます。 注:中古品の出品がない場合は「新品XX点」と表示されます。

ショッピングカートボックス獲得資格を得るためのパフォーマンス要件は、商品カテゴリーによって異なる場合があり、変更される可能性があります。このため、Amazon.co.jp では具体的な指標の内容は公開していません。ショッピングカートボックス獲得資格には高い基準が設けられています。下記の要因すべてにおいて満足度の高いサービスをお客様に提供することで、ショッピングカートボックスの獲得のチャンスを高めることができます。

下記要点はこちらです。
・価格
・在庫状況
・配送
・カスタマーサービス

 

上記文章と実際にAmazonで販売を行なっている僕の経験からカートボックス取得の条件について解説させていただきます。

 

大口出品者登録で販売していること

こちらの条件は必須です。

Amazonには小口登録と大口登録の大きく分けて2種類のセラー登録方法が存在します。

 

大口登録は月額5000円程度で様々な機能が利用できるプランになっており、こちらのプランを利用している出品者はカートボックスを取得することが可能になります。

 

最安値付近で販売していること

お客様に提供する商品はなるべく安いものを。

最安値付近で販売している出品者がカートボックスを獲得しやすい仕組みになっています。

 

セラー評価

セラー評価はカート獲得率に大きく影響してきます。

低評価ばかりの出品者にカートをを獲得させてしまうと顧客からの苦情に繋がる可能性があるためですね。

 

そのため、セラー評価は最低でも80%の高評価を維持するのが吉でしょう。

僕の体感だと80%以上であれば100%の出品者と大差なくカート取得ができます。

 

また、セラー評価のパーセンテージではなく、評価数も関係している説がありますが、こちらは僕の体感上だとほとんど関係ないです。

セラー評価が0と1とでは大きな差になりますが、評価が1でも付いていれば評価1000以上のセラーともカート獲得合戦を行うことが可能。

評価で重要なのは数ではなく割合

 

配送プラン

こちらは重要な要素になります。

Amazonで販売する上では大きく分けて3つの配送プランが存在します。

・FBA

・マケプレプライム

・自社出荷

 

この3つのプランの中でFBAとマケプレプライムを利用している出品者は自社出荷に比べて圧倒的にカート取得率が高いです。

 

FBA=マケプレプライム>>>>>>>自社出荷

 

このくらいのイメージ。

FBAやマケプレプライムとは何なのかについて簡単に説明すると、
Amazonの推奨する配送方法で配送方法の表示にPrimeの文字が表示されているものです。

右側にプライムマークが入っているものがFBAもしくはマケプレプライムでの発送です。

 

 

例えば自社出荷で27,000で販売されていてプライム発送で29,000で販売されていた場合は、29,000で販売しているプライム発送を利用している出品者がカートボックスを獲得することがあります。

というかこのくらいの価格差であればプライム発送出品者がカートを獲得することがほとんどでしょう。

 

それくらい配送方法の選択は重要なのです。

 

セラーパフォーマンス

注文不良率や出荷遅延率などが特に大きく影響してきます。

注文不良や出荷遅延が多い出品者にカートを獲得させたくないというのはAmazonの気持ちを考えれば分かりますよね。笑

 

在庫数

在庫数に関してはそこまで影響はないのですが、多少関係があります。

在庫を沢山抱えている出品者にカートを獲得させた方が、大量買いしたお客様がいた場合にも対応できるためですね。

 

厳密に何個以上在庫を積めば良いのかという指標はAmazon上では公開されていませんが、僕の体感で解説します。

その個数は20個から体感ですが変わっているかなという印象です。

 

Amazonでは商品数が20個より多い場合は

「在庫残り〇〇点」

という表示から

「在庫あり」

という表示に切り替わりますのでこれかなと。

 

(これに関しては本当に感覚的なものなので自信ないです。笑)

 

販売実績

Amazonで販売し始めてからの期間と売上実績が大きく反映されます。

 

FBAとマケプレプライムオンリーで販売している方は気づくことはあまりないと思いますが、自社出荷商品のみで戦っている出品者だと目に見えて変わってきます。

 

Amazonでは新規出品者でもプライム配送を利用すればカートの取得が可能ですが、自社出荷の場合は販売実績を積まないとカート獲得が出来ません。

恐らく、Amazon指定の配送方法であれば商品がお客様の元に届かないことがほとんど無いのに対して、自社出荷はその不安があるため制限をかけているものだと考えられます。

〜Tas調べ〜

 

これ知らなかった人結構多いと思います。

僕の方で色々とデータを取っているのですが複数のアカウントで同じような条件を満たすとカートがいきなり取得できるようになっています。

(その条件についてはまた別の機会に)

 

カートボックスを獲得するのに一番良い条件

ここまでカートボックス獲得の条件を僕の思いつく限りまとめてきましたが、どの様にすれば一番獲得が容易いのかと言うと、

・大口出品登録

・プライム配送

・販売価格は最安値付近

これが良いと思います。

 

セラーパフォーマンスに関しては普通に健全な販売を行なっていれば傷つくことはまずないですし、
在庫数も縦積みするにしてもせどりを行なっている場合は指定の数だけ仕入れるということが困難であったり、初心者であれば大量に在庫を抱えることは不安です。

販売実績に関しても既に経験者で新しいアカウントを作成して行く場合であればある程度のコントロールが効きますが、常に必死で売上を作っている方にはどうしようもないでしょう。

 

つまり、注意を向けるのは上記3ポイント。

 

 

 

出品者が自分だけでもカートボックスが取得出来ない

余談ですが、カート取得条件を満たしているのにカートボックスを取得できないという状態もあり得ます。

 

参考価格から大きく離れた価格で販売を行なっているとこの様な現象になることがあるので、定価も意識が必要ですね。

 

 

まとめ

相乗り販売で生き残りたいなら死ぬ気でカートを取りにいけ

 

以上!!

 

 

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僕は大学3年生の時に初めて自営業という道も選択肢にあるんだということを当時読んでいた本から学びました。

それから死に物狂いで勉強と実践を重ねて約半年後の大学4年生の春に法人設立まで至りました。

大学生で会社を経営している方ってたまにテレビの番組だったりネットニュースに流れてきますが

「才能があったからできたんでしょ?」という声も少なくありません。

しかし、僕自身はこれといって起業センスに長けていてお金儲けが得意だったというわけではありません。

事実、通っていた大学は名前を出すのも躊躇うほどのレベルの低さ。そして、ビジネスについて勉強を始めるまではお小遣いとアルバイト以外で何かを売って人からお金を頂くという経験をしたことがなかったのです。

 

そんな僕でも学びに対して目を背けずに立ち向かうことで、結果的に法人を設立してお金を稼ぐことができるようになりました。

ここに至るまでのプロセスは才能ではなく「努力」と「慣れ」がもたらしているものです。

「会社を設立する」なんてことは今の時代誰でもできますし、大事なのは会社を作ってからです。

法人設立後も気を緩めずに自分と向き合っていくことで稼ぎ続けることができ、そのチャンスは誰にだってあるのです。

 

僕が、この世界に足を踏み入れ、たくさんの学びを得て、会社を作るまでの過程とその理由を下記の記事では公開しています。

>>凡人の僕が会社を作って自営業で生活している理由<<

このブログを読んでくださっている方は「お金を稼ぎたい!」「経営について学びたい!」と考えている方がほとんどだと思います。

そんな方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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