この記事では、僕が実際に副業スタートからネット物販を始めて、専業として法人運営をしている経験から、これからあなたがネット物販を始めるならどんな道筋を辿るべきかを解説させていただきます。
僕は学生をしながら2016年4月に会社を設立しました。
この時点で就職して社会に出るという選択肢を捨て、今ではネット物販の売上だけで月に8桁以上の金額を販売しております。
【2020年収入源一覧】
☑︎国内仕入れ転売
☑︎欧米輸入有在庫
☑︎欧米輸入無在庫
☑︎自社ブランド販売
☑︎ebay輸出
☑︎D2C
☑︎物販コンサル
☑︎Amazon広告運用代行
☑︎トレード
☑︎少額出資
☑︎サブスクサービス
☑︎動画編集チーム運営(これから)— Tas (@tas_buppan) February 1, 2020
上記は2020年2月現在の僕の収入源と収入源になる予定のものです。
こうしてみるとかなりのネット物販オタクであることが分かると思います。
上に記載している手法の他にも僕は過去にいくつかの手法に取り組んできました。
辞めた手法は具体的に示すと以下の通り。
・店舗せどり
・リファービッシュ卸
・ebayヤフオク
・ebayAmazon無在庫
・中国輸入メルカリ販売
・中国輸入Amazon転売
・BASE,STORES無在庫販売
これらの手法は利益が出なくて失敗したから辞めたと言う訳ではありません。むしろ全ての手法でちゃんと利益を出していました。
感の良い方ならこの時点で残った手法と辞めた手法の違いで分かると思います。
僕はマルチタスク人間であると自分で認めていますが、一般的にマルチタスクって仕事の仕方として良くないです。
集中力散漫で何かしらミスをしたり、自分が何をやるべきなのかが明確に決めることが難しためですね。
しかしながら、今現在もこれだけの手法に取り組めているのは、それぞれの手法の特性とポテンシャルに答えがあるためです。
沢山の販売手法を経験し、それぞれの良し悪しを判断して取り組んでいますので、どんな人にはどんな手法がマッチするかという話には説得力があると思ったのでロードマップを作成しました。
人によってそれぞれ環境が異なるため、「これをやれば必ず稼げる!」というわけではないですが、なるべくどんな人にはこの手法が合うだろうというものを組み立てて作成させていただきました。
僕自身もネット物販を始めて既に5年。
業界ではベテランと呼ばれてもおかしくない年月が経過しています。
今思うと「あの手法いらなかったな〜」とか成長したからこそ分かる最短のルートというものが見えていますので、過去の自分に最短で攻略するルートを伝える様にロードマップを紹介させていただきます。
目次
インターネット物販に取り組む上で一番大事なこと
ネット物販を始める上で大事なことは
- 目標(出口)を明確に定めること
- その目標を達成するために必要な情報を収集すること
- 自由な時間を確保すること
なぜあなたはインターネット物販をしたいのか?
将来どうなりたいのか?
いくら稼ぎたいのか?
自由な時間はどれくらい欲しいのか?
それぞれできるだけ明確にメモ帳などに書きだしてみましょう。
例えば、「月にプラスで5万円程度欲しいけど、在宅で完結できる業務が良い。」と言う方であれば僕が力を入れているような自社ブランドでの展開ではなく、楽天ポイントせどり(ポイ活)や中国輸入仕入れメルカリ販売などで十分達成可能です。
しかし、1ヶ月に100万円以上を安定的に、更に少ない労働時間で稼ぎたいと考えるのであれば、先に断言しておくと自分が労働した分だけ収入に変わるタイプの手法では不可能ではないですが、持続するための難易度がかなり高いです。
というか、少ない労働時間で稼ごうなんてことはなかなか難しい。
つまり、こう言った願望になってくると資産収入タイプの手法に取り組んでいかないといけませんね。
僕自身は今では新しく取り組み始める手法は全て資産収入タイプのモノしか扱わないと決めて努力をし続けています。
それこそ、この記事を執筆している2020年現在の僕は25歳なのですが、30歳になるまでは風邪などでどうしても働けないといった状況以外は1日たりとも休む気はありません。
それくらいに努力をしています。
この努力が凄いのか、普通なのか、あるいは全然足りないのかは人によって判断は分かれるでしょうが、世間一般の平均的努力よりは努力していると考えています。
そして努力し続けるためには、強いマインドが大切です。
人脈、貯金、学歴、才能が必須なのかというと、決してそうではありません。
成功している経営者の知人が何人もいますが、たった10万円の資金からスタートした方が今では年商数億円なんてゴロゴロいますし、何を隠そうこの僕自身も物販スタート時の貯金は20万円程度しかありませんでした。
成功者に共通しているのは、「強いマインドをもっているかどうか」です。
考え方(マインド)に関しては以下の記事で解説しているので確認してみてください。
適切な目標設定をするために適切な情報収集を
インターネット物販における目標設定は難しい
「半年後に〇〇万円稼ぐ!!」
この程度の目標設定であれば簡単ですが、ネット物販に取り組んだ上で最終的な将来の目標設定を行うことはなかなか難しいです。
当時はせどりにも夢があった
というのも、それこそ僕がネット物販業界に参入した2015年とかはせどりでガッポガッポ稼いでいる人が急増していた真っ最中だったと思います。
今でこそ、自社ブランド販売がかなり評価されてきてそこにフォーカスしてきている人も多くなってきていますが、当時はOEMとかプライベートブランドなんて単語はネット上にはほとんど出回らなかったはずです。
ネット物販の儲かる手法はコロコロ変わる
ちょっと前まではせどりで安泰と考えていた人も今では消えていたり、売上をどうにかして維持しようと必死な方もいます。
自社ブランド組も、中国工場で誰でも発注できるような商材を横流しで扱っていた人はここ数年で中国人セラーの勢いが増してきつくなって来ています。
つまり、時代の流れが早いネット物販で短期スパンではなく長期スパンの将来的な目標を立てるのはなかなか難しいのです。
情報収集に命をかける
そこで大事になってくるのがこの情報収集。
「YouTubeやブログのあの人がせどりは将来安泰だと言っていたからせどりをゴールにしよう!」
こう言った考えは危険極まりない。
いろんな所からしっかりと情報を集めて自分なりに意見をまとめた上でせどりをゴールにしようと考えるのならOKです。
使える資金を正確に把握する
月に100万円稼ぎたい人の資金が5万円程度しかないとかってなると、仕入れ原価のかかるネット物販でその目標を達成するにはなかなか無理があります。
無在庫とかでうまくハマればいけなくもないですが。
ただ、基本的には無理なので、目標の金額に対してどれくらいの資金が必要なのか、また今現在はどれくらいの資金があって、どのような計画でその目標金額を達成するための資金額まで持っていくのかをしっかり把握しましょう。
稼ぐ金額に応じた目安の資金
下記の資金目安はあくまでも目安ですのでご注意ください。
手法の利益率や回転率によって異なって来ます。
月収10万円→資金50万円
月収20万円→資金80万円
月収50万円→資金200万円
月収100万円→資金500万円
あくまでも僕の体感です。
ここで着目して欲しいのは、粗利ではなく月収で算出しているということ。
法人化して役員報酬額とかってなるとまたちょっと厄介なのでそこらへんの細かい話は省きますが、一般的に副業からスタートした個人事業主での計算として考えてください。
その辺については下記の記事を参考にしてみてください。
と考える方もいるでしょう。
ROIに直したら20%程度しかないので一般的に言う利益率としては低いです。
ただ、その一般的に言う利益率というのは商品1個1個だったり、その月に売れた商品での利益率を示して提示している方がこのネット上には非常に多いです。(それがわかりやすいからしょうがないですが)
つまり、在庫の売れ残りや次の仕入れに使う資金、その他雑費を支払う経費なども考慮すると500万円の資金で100万円の収入というのも割とカツカツだったりします。
その点も考慮して、在庫の売れ残りリスクがない無在庫だったり、利益率でカバーする中古品の転売などからスタートをしてみるというのもありですよね。
目標を最短最速で達成できる手法の選択
目標までの道筋をしっかりと立てるために手法の取捨選択が必要です。
先ほども少しだけ記載したように、資金が全くないし時間も全く取れないという方が店舗せどりに挑戦しようと思った所で無謀です。
逆に、資金は莫大にあるという方が中国輸入仕入れメルカリ販売とかをやるのも稼げるアッパー的な面でめちゃくちゃコスパ悪いです。
人にはそれぞれ生活環境や資金面で違いがあるので、人によって辿るべき道筋は異なります。
物販を始めるにはまず不用品転売からスタートして慣れたらメルカリ転売にシフトした方がいいなどという言い回しがありますが、これは間違いではなくですが人によっては遠回りする可能性があります。
店舗せどり(中古)
資金10万円以下スタート、車もあって時間もそこそこあるという人にオススメ。
利益率が良く、やることもシンプル。
ただし、検品や出品などの手間がハンパない。
中でも古着転売はこのジャンルの中でも1つの手法として近年確立されつつある。
店舗せどり(新品)
資金30万以上スタート、車もあって時間もそこそこあるという人にオススメ。
利益率は中古に比べると劣るが、やることはこちらもシンプル。
中古に比べると仕入れた商品をそのまま販売すればいいだけなので検品の手間とかもかからない。
電脳せどり(量販店)
大手量販店のオンラインストア等から仕入れを行う。
新品店舗せどりと特徴は同じ。
電脳せどり(刈り取り)
資金の制限は特になし。
手法が少しピーキー。
楽天ポイントせどり
令和の最強副業の1つ。
楽天のポイントプログラムを利用して現金利益を取るのは少し難易度が高いが、ポイントとして利益を得ることの再現性は計り知れず。
資金制限も特になし。やり方次第では月利5万を目指すものから100万円以上を目指すものまで様々。
僕のYouTubeではこの手法のちょっと捻くれたやり方を解説しています。
欧米輸入転売
資金50万以上からオススメ。
利益率はかなり低いが商品のリピートも容易く、時間がない人でもできるのがオススメ。
資金はそこそこあるけど店舗などに出向く時間までは取れないという方にはオススメの手法です。
こちらで欧米輸入について詳細に解説しています。
中国輸入転売
中国の仕入れサイトで仕入れを行い、メルカリなどのフリマサイトで横流しする手法が人気です。
資金10万円以下の人にオススメ。
小さく5~10万円程度を稼ぐには非常にとっかかりやすい手法。
こちらでやり方を解説しています。
輸出転売
昨今ではAmazonの規制が激しいので、輸出ビジネスを今から始めるとなるとほとんどがebayです。
このebayは無在庫でできるのがかなりの魅力。
元手の資金はほとんどいらない状態からかなりの利益を生み出す可能性がある手法です。
言語障壁などから手をつける人があまりいなかったが、昨今情報発信者が少しずつ増えて来て今後人気のジャンルになることが予測できますね。
自社ブランド
大本命自社ブランド販売。
資金がないと出来ないとか、めちゃくちゃ難しいとか考えられがちですが覚えることを覚えてしまえば稼ぎ続ける難易度は他の手法に比べて一番低いです。
資金についても実は無在庫で始める手法もあったりするので、様々な手法に取り組んできた僕ですが一番オススメできるのはこれですね。
下記はそんな自社ブランド販売について僕が取り組んでいる手法を事細かく全て記載したnoteになります。
そして下記の動画は自社ブランドのリサーチ方法2パターンについて解説した動画です。
少し長いですが、目を通しておいて損はないと思います。
あとは目標へ向かって走るだけ!
目標とそれを達成するための手法が決まったら後はそこへ向けて頑張るだけです。
目標は簡単に達成できるものではないですが、やるべきことをしっかりと取り組めば少しずつ近づけるはずです。
成功の基準は人によって異なるとは思いますが、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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僕は大学3年生の時に初めて自営業という道も選択肢にあるんだということを当時読んでいた本から学びました。
それから死に物狂いで勉強と実践を重ねて約半年後の大学4年生の春に法人設立まで至りました。
大学生で会社を経営している方ってたまにテレビの番組だったりネットニュースに流れてきますが
「才能があったからできたんでしょ?」という声も少なくありません。
しかし、僕自身はこれといって起業センスに長けていてお金儲けが得意だったというわけではありません。
事実、通っていた大学は名前を出すのも躊躇うほどのレベルの低さ。そして、ビジネスについて勉強を始めるまではお小遣いとアルバイト以外で何かを売って人からお金を頂くという経験をしたことがなかったのです。
そんな僕でも学びに対して目を背けずに立ち向かうことで、結果的に法人を設立してお金を稼ぐことができるようになりました。
ここに至るまでのプロセスは才能ではなく「努力」と「慣れ」がもたらしているものです。
「会社を設立する」なんてことは今の時代誰でもできますし、大事なのは会社を作ってからです。
法人設立後も気を緩めずに自分と向き合っていくことで稼ぎ続けることができ、そのチャンスは誰にだってあるのです。
僕が、この世界に足を踏み入れ、たくさんの学びを得て、会社を作るまでの過程とその理由を下記の記事では公開しています。
このブログを読んでくださっている方は「お金を稼ぎたい!」「経営について学びたい!」と考えている方がほとんどだと思います。
そんな方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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PS
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