先日、Amazon.com(以下、米アマゾン)でのMWS開発者アカウント情報の取得難易度が上がったとの情報が入って来ました。
どうやら、MWS開発者アカウントの取得時に審査が必要になったとのこと。
僕自身も米アマゾンのMWSには大分お世話になっていて、ないと生きていけないというレベルで必須項目です。
アマゾンを利用した輸出や輸入を行なっている方の中には、このMWSを利用している人も少なくないはず。
マジで審査入るなら今後のダメージクソデカいンゴ https://t.co/OWGJFU3D2G
— Tas (@tas_buppan) September 25, 2018
今回はそんなMWSについてとMWSの今後について僕なりにまとめていきたいと思います。
追記:
米アマゾンで審査が必要になって数日後、日本アマゾンのMWSも確認して見たら審査が必要になっていました。
MWS開発者アカウントとは?
AmazonマーケットプレイスWebサービスを略してAmazon MWS。
Amazonがビジネスアプリケーションの開発者に提供するAPIの総称であり、出品者様は、このAPIを利用することによって、Amazonとの間で行われるデータのやりとりを自動化することができます。例えば、新しい注文データの取得や出荷通知データの送信など、日常的に行われる業務を、セラーセントラルにログインすることなく実行することができます。出品ファイルの作成に必要な商品データの取得も自動化可能です。
引用:http://services.amazon.co.jp/services/automation/what-is-mws.html
僕自身APIについてはニワカなりの知識しかないので、ニワカなりの表現で説明をすると、
・Amazon上のデータを便利にやりくりするためのものがMWS
・APIというのはMWSに提供するためのデータ
みたいな認識でとりあえず大丈夫。
(間違っていたら指摘してください)
例えばですけど、せどりをやっている方なんかは『せどりすと』や『せどろいど』と言ったスマホアプリを入れて仕入れをしている方もいるのではないでしょうか?
これらのアプリもAPIを利用してデータの取得を行なっています。
他にも自動価格改定などで有名な『プライスター』もこのAPIを利用しています。
普段意識していないだけで、APIを利用しているものなんて身の回りに沢山潜んでいるのです。
とりあえず、MWSっていうのはすっごく便利!
審査が確認されているのは新規のアカウントのみ
この情報が入って来たのは9月下旬のことですが、今の所審査が入るのは新規のアカウントだけのようです。
そして、MWSアカウントを持っている既存ユーザーは審査が必要ないらしいです。(2018/9現在)
既存ユーザーの審査がない動きは新規でセラーアカウントを取得した際の本人確認と一緒みたいですね。
米アマゾンでは2018年春先からセラーアカウントの作成に本人確認の書類審査が入るようになっています。
もしかしたら、日本アマゾンでもアカウント作成に書類審査が必要になる時が来るかもしれませんね。
ただし、既存アカウントでも審査が必要になる可能性があるので気は抜けません。
MWSの審査ってそんなに難しいの?
僕自身でやって見たわけではないのですが、相当難しいらしいです。
どうやら最大で30日も審査に時間がかかるようで、アプリケーション開発者の方も色々と手を打っているみたいですが厳しい様子です。
僕自身も4つほど米アマゾンのMWS認証アカウントを保有していますが、あと5つほど将来的に増やす予定があったので何とも言えない気持ちです。
MWSがないと利益を出せないのか
僕個人的な話をすると壊滅的レベルで利益を出せなくなる可能性が高いですが、一般的な輸入や輸出を行なっている方はダメージを受けない人も多いです。
ただし、僕のように『いかに楽して儲けられるか』に重点を置いて、MWSのデータを利用して色々やっている人の内心は、
『キッツ〜〜〜』
って感じです。
データに頼って楽に儲けようという話は普段LINE@等のクローズドな場所でしか話しませんが、少しだけ公開すると
例えば、輸入転売を始めようと思ったら、最初にAmazon.comとAmazon.co.jpの価格差を調べたり、ebayとAmazon.co.jpかヤフオクの価格差を調べると思います。
商品を1個1個見比べてリサーチして利鞘が取れる商品を見つけることになると思うのですが、それってすごく面倒ではないですか?
この方法でリサーチを行なっている方にとってはごく当たり前のことですよね。
ですが、世の中には面倒くさがりな人間もいるのです。
「そんなのAPI使ってデータで見比べて差額が取れる商品だけピックアップしてくれるようにすりゃいいじゃん。」
大げさに説明するとAmazon.comの全商品のデータとAmazon.co.jpの全データ比較してAmazon.comの方が高くて利鞘が取れれば輸出。Amazon.co.jpの方が高くて利鞘が取れれば輸入。
たったこれだけのお仕事。
一つずつ商品を見て言ったらアマゾンにある商品を網羅することはできませんが、データ処理で差額を出すことなんて数時間程度で完了します。
で、これだけ破壊力のある機能を制限されたら、そりゃシステムの力に頼って収益をあげてきた人たちは悲しい顔をしますよ。
今後の方針
とりあえずこの件に関してはその道のプロたちに任せて審査通過事例を作ってもらえることを祈っています。
僕自身はその手のプロではないので手を合わせて祈ることしかできないのが少し悔しいですが力がないのですからどうしようもありません。
今回の記事はニュース記事的な感じになってしまいました。
また審査通過方法等分かり次第報告させていただきます。
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僕は大学3年生の時に初めて自営業という道も選択肢にあるんだということを当時読んでいた本から学びました。
それから死に物狂いで勉強と実践を重ねて約半年後の大学4年生の春に法人設立まで至りました。
大学生で会社を経営している方ってたまにテレビの番組だったりネットニュースに流れてきますが
「才能があったからできたんでしょ?」という声も少なくありません。
しかし、僕自身はこれといって起業センスに長けていてお金儲けが得意だったというわけではありません。
事実、通っていた大学は名前を出すのも躊躇うほどのレベルの低さ。そして、ビジネスについて勉強を始めるまではお小遣いとアルバイト以外で何かを売って人からお金を頂くという経験をしたことがなかったのです。
そんな僕でも学びに対して目を背けずに立ち向かうことで、結果的に法人を設立してお金を稼ぐことができるようになりました。
ここに至るまでのプロセスは才能ではなく「努力」と「慣れ」がもたらしているものです。
「会社を設立する」なんてことは今の時代誰でもできますし、大事なのは会社を作ってからです。
法人設立後も気を緩めずに自分と向き合っていくことで稼ぎ続けることができ、そのチャンスは誰にだってあるのです。
僕が、この世界に足を踏み入れ、たくさんの学びを得て、会社を作るまでの過程とその理由を下記の記事では公開しています。
このブログを読んでくださっている方は「お金を稼ぎたい!」「経営について学びたい!」と考えている方がほとんどだと思います。
そんな方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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