10月1日〜10月7日は国慶節という中国の大型連休です。
日本で言うところのゴールデンウィークに近いような感じの連休ですね。
ちなみに国慶節は年によって休みの日付が変わるので毎年チェックしましょう。
このブログを執筆しているのは10月3日なので丁度連休のど真ん中です。
この国慶節の期間中は中国からの仕入れが一時的にストップしてしまいます。
そのため、中国商品を輸入して販売を行なっているプレイヤーは9月中旬あたりに多めに仕入れをする必要があるのです。
さらに、9月からの仕入れと言えば昨日公開した記事にも記載した通り、ハロウィン商戦の仕込みと年末商戦に向けた仕込みを同時に行わなくてはいけないと言う、仕入れの時期にしてはかなり難しい期間です。
https://bonzindemo-kasegitai.com/tas.buppan/2018/10/02/2018-9-seika-houkoku/
今回の記事では僕が行なっている秋口の仕入れ戦略を紹介していきたいと思います。
目次
秋から冬にかけてのイベントと売れるものをチェック
どんなイベントがあるか?
まずは、秋から冬にどのようなイベントがあり、どんな商品が売れやすいのかを把握しましょう。
ざっくりとした感じで大丈夫です。
10月にハロウィン
12月にクリスマス
最初はこんなもんで十分です。
慣れている転売ヤーの方はこれの他にも、アーティストのライブ情報やゲームの発売日情報などをピックアップして関連商品を固めていきます。
イベントで売れやすい商品は?
次にそれぞれのイベントで売れやすい商品を自分の保有している商品リストの中から思い浮かべましょう。
◎ハロウィン
・仮装系商品
・ハロウィンにちなんだインテリア、雑貨
◎クリスマス
・おもちゃ全般
・サンタコスプレ
みたいな感じで自分の取り扱うことができるor取り扱えそうな商品をピックアップしましょう。
在庫量はどれくらいが適正かを相談
自分の保有している商品リストでイベントごとに売れやすい商品のピックアップが完了したら、後は仕入れる量を決めるだけです。
ただし、ここが一番重要。
例えば、サンタコスプレなんかはクリスマスが終わるまでに売り捌かなければ翌年のクリスマスまで在庫を抱える可能性がありますよね?
今から年末までに100個売れる見込みがあるとすれば仕入れるべき個数は下記のうちどれが正解でしょうか?
・80個
・100個
・120個
見込みの販売個数はあくまでも見込みでしかない
「昨年は100個くらい売れたから今年も100個仕入れる」
「今年から始めたから昨年のデータはないけど、データ上では1セラー当たり100個売れている形跡があるから100個仕入れる」
これらの考えが間違っているとは言いません。
昨年に100個売れていても、その時のライバル数はどれくらいだったのか、今年のライバル数はどれくらいの人数が見込めるのか。
ここら辺まで詰めることが出来ないと見込みの販売数と未来の結果は大きく異なるでしょう。
僕が言いたいのはデータと言うものはあくまでもデータであって、未来のことは誰にも分からないと言うことです。
そのデータと未来の結果の差を限りなく詰めるのがデータを利用して儲けるための秘訣だと思っています。
過去のデータと未来の結果を埋めることが成功に導く
しかしながら、データと未来の結果を埋めるのはなかなか難しいです。
ピタリと当てることは4年程度しか販売していない僕には到底出来ません。
では、どうするのが最適解なのかを考えていきましょう。
自分の中での最適解を考える
小売というのは面白いもので、100個売れるデータがあっても、80個しか売れないことがあったり、逆に予想以上に売れて120個売れてしまうということが頻繁に起こります。
物販始めたてなんてそんなことだらけでしょう。
では、仕入れる量というのはどの辺に設定しておくのがベストなのでしょうか?
ここからは僕の持論なのであくまでも参考までに。
在庫リスクが怖い、資金を回収できなかった時のリスクが大きい人
→データよりも少なめの仕入れ(80個)
資金が潤っていて今回の販売機会を逃してもゆっくり販売していける人
→データよりも多めの仕入れ(120個)
僕は、データ上の個数通りの仕入れというのは一切行いません。
販売個数をピタリと当てる実力がないためです。
なので、自信がない在庫やその期間を逃したらもう現金回収のチャンスは回ってこないという商品はこれでもかというくらいチキるのです。
在庫量をチキるということは販売機会の損失に繋がりますが、僕はそこまで資金を贅沢に使うタイプではないので、それでもいいという意見です。
資金の余裕がかなりある人は機会損失を行わないような仕入れをした方がいいとは思います。
これを全ての商品で行う
この様な販売個数の見込み算出と仕入れ量の相談を自分の取り扱うことが出来る商品全てで行います。
面倒ですが、大きく売り上げを上げるためなので仕方ありません。
転売はコツコツと作業が出来る人間が生き残るものですから。
これまでの手順を全ての商品リストで行う。
面倒だと感じたらそこで終了。
秋から年末にかけてオススメの在庫量
ここまで面倒な作業になりそうな感じの説明をして来ましたが、そこまでガッツリと秋から年末にかけて売り上げを伸ばそうと考えていない方も中にはいるでしょう。
そんな方のためにシンプルな在庫調整量をお伝えします。
※シンプルすぎる調整方法なので鵜呑みにしすぎない様に
シーズン商品の在庫量を1.5倍に
ここで言うシーズン商品というのはサンタコスプレなどのイベント特価商品ではありません。
例えば、秋服や冬服、電気ヒーターなどですね。
これらの商品の在庫量を通常時の1.5倍にしておきます。
オールシーズン商品の在庫量を1.2倍に
季節物やトレンド物以外の商品ですね。
PC,タブレット、スニーカー、財布などなど
皆さんの扱っている商品の中で年間通して安定して売れている商品の仕入れを1.2倍にします。
なぜ、年間通して売れる商品を1.2倍にするかというと、年末商戦の調整ですね。
年末商戦というのはボーナスステージです。
商品の売れ行きが季節物関係なく良くなります。
僕自身は1.5倍ほどで設定していますが、安心して利益を伸ばしつつ売り切るのであれば1.2倍程度が丁度いいでしょう。
イベント特価商品はデータ数値の0.8掛けくらいに
サンタコスプレやクリスマスツリーなどですね。
ご自身で調べて出て来た見込みの販売個数の80%くらいの量を仕入れるのが良いでしょう。
ただし、その見込みの販売個数が大きくズレてしまっていると痛い目に会うので注意。
良い結果を楽しみにしています!
機会損失を起こさない様にギリギリまで在庫量を増やしていくというのはチキンレースの様な感じですね。
在庫を増やさなすぎても後悔するし、増やしすぎてデッドストックになった際には金銭的にも大きな後悔を産みます。
・自分の取ったデータが未来の結果と誤差を産まないか
・そのデータを元に行なった仕入れでどこまで在庫量を攻めきれるか
今回の記事のポイントはこの2つですね。
皆さんの売り上げ増加を願っています!
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僕は大学3年生の時に初めて自営業という道も選択肢にあるんだということを当時読んでいた本から学びました。
それから死に物狂いで勉強と実践を重ねて約半年後の大学4年生の春に法人設立まで至りました。
大学生で会社を経営している方ってたまにテレビの番組だったりネットニュースに流れてきますが
「才能があったからできたんでしょ?」という声も少なくありません。
しかし、僕自身はこれといって起業センスに長けていてお金儲けが得意だったというわけではありません。
事実、通っていた大学は名前を出すのも躊躇うほどのレベルの低さ。そして、ビジネスについて勉強を始めるまではお小遣いとアルバイト以外で何かを売って人からお金を頂くという経験をしたことがなかったのです。
そんな僕でも学びに対して目を背けずに立ち向かうことで、結果的に法人を設立してお金を稼ぐことができるようになりました。
ここに至るまでのプロセスは才能ではなく「努力」と「慣れ」がもたらしているものです。
「会社を設立する」なんてことは今の時代誰でもできますし、大事なのは会社を作ってからです。
法人設立後も気を緩めずに自分と向き合っていくことで稼ぎ続けることができ、そのチャンスは誰にだってあるのです。
僕が、この世界に足を踏み入れ、たくさんの学びを得て、会社を作るまでの過程とその理由を下記の記事では公開しています。
このブログを読んでくださっている方は「お金を稼ぎたい!」「経営について学びたい!」と考えている方がほとんどだと思います。
そんな方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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