今回は中国輸入をやっていて嫌だったことを記載させていただきます。
メリットやよかったことなどはよく見ますが、嫌だったことの記事はあんまり見ないので意外と需要があるのではないでしょうか?
1.不良品の多さ
中国輸入を始めたばかりの初心者の方や、幅広い商品ジャンルを横並びにして売っていく手法を取っている方は工場から直接仕入れを行うのではなく、タオバオやアリババなどのサイトに出店している卸業者から仕入れることがほとんどです。

しかも、毎回違う業者をその場限りの仕入れとして選択しているケースがほとんどなので業者によっては当たりハズレが大きく変わります。
中国輸入をやっていない方にわかりやすく説明すると、「A」という商品をそれぞれ違う2つの業者から仕入れを行った時に届く商品が全く別のものが届くといったイメージです。
ひどい時は写真のものと似ているようで全然違うものが届く時もあります。
OEM,ODMを行う際には少ない商品で戦っていくので工場選びはしっかりとしていきたいですね。
2.商品の質
1の内容と少し被ります。
中国の商品は安価な分、全体的に質が悪いです。
何でもかんでも安くて利益が取れそうだから仕入れをするという考えは危ないです。
多少金額が高くても評価の良い商品ページを選択するのがいいですね。
3.届いた時のダンボールや梱包材が汚い
中国輸入をやっている方は共感してくれるんじゃないでしょうか?
なんか砂っぽいんですよね・・・
それこそ副業として自宅に商品を保管するという場合は最悪です。
密室の空間で検品作業などを行うと空気の悪さを感じられます。
4.配送までの時間
輸入ビジネスを行うということは、配送までの時間がかかるのも当然ですが、外国から商品が送られてくるというのは不安な気持ちになりますよね。
代行業者によってこの配送時間は変わってきます。
だいたいどこの代行業者も通常は14日程度の配送ですね。
※最近OEM,ODM界隈で有名なイーウーパスポートという代行業者は1週間程度で商品が到着するらしいです。
http://yiwupassport.co.jp/
5.OEM,ODM商品の場合の発注ロット数
OEM,ODMで商品を販売していく場合は最初からある程度の在庫数を確保しておく必要があります。
それこそ、商品を1~2ヶ月分の仕入れを最初にする必要があるので1商品あたりどれだけ単価が低くても10万円以上は初期費用が必要になるケースがほとんどです。
そしてOEM,ODM商品はもちろんうまくいかないケースというものも存在しますので、その場合は数ヶ月の資金拘束と結構な赤字を被ります。
※超絶安くしてして広告を打てば商品を捌くことはできるので在庫が丸々残らないという意味ではメリットですね。
6.オリジナル商品を作成してもすぐにパクられる
中国商品というものはいつでも商品を仕入れることができるというメリットこそありますが、デメリットになる場合もあります。
それは、見出しの通り「商品アイデアをパクられる」ということです。
中国輸入のオリジナル商品は1商品で大きく稼ぐことができるというメリットがあるのですが、オリジナルブランド作成をしている身としては1商品にそれなりの費用をかけているから大きく稼ぐためにカテゴリーランキング上位を狙っていく必要があるということでもあります。
カテゴリーランキング上位に潜り込ませることは、ある程度の商品作成ノウハウと広告戦略があれば十分に可能ですが、上位ランキングに入ればライバルセラーに売れる商品であるということを自ら晒しにいくということになります。
そして前述した通り、中国商品はいつでも仕入れることができるためタオバオやアリババなどのサイトにある商品に少しテコ入れをしてODMと謳っているような商品はすぐにライバルも同じものを作成することができます。
おわりに
筆者も中国輸入は得意ジャンルの一つですが、情報発信者がよく言っている「中国輸入こそ最強の物販」とは言い切ることはできません。
メリットとデメリットを比べて自身の資金力や作業に費やせる時間などと相談してやるやらないを決めるのが一番であると思います。
筆者の考えでは資金が少ないうちは中国輸入でのフリマ販売や相乗り販売、資金がそれなりにある人は輸入相乗りや国内相乗りをマスターして十分な収入を作れるようになってからOEM,ODMに移行させるのが一番資金効率的にもいいのではないかと考えています。(あくまでご参考に)
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僕は大学3年生の時に初めて自営業という道も選択肢にあるんだということを当時読んでいた本から学びました。
それから死に物狂いで勉強と実践を重ねて約半年後の大学4年生の春に法人設立まで至りました。
大学生で会社を経営している方ってたまにテレビの番組だったりネットニュースに流れてきますが
「才能があったからできたんでしょ?」という声も少なくありません。
しかし、僕自身はこれといって起業センスに長けていてお金儲けが得意だったというわけではありません。
事実、通っていた大学は名前を出すのも躊躇うほどのレベルの低さ。そして、ビジネスについて勉強を始めるまではお小遣いとアルバイト以外で何かを売って人からお金を頂くという経験をしたことがなかったのです。
そんな僕でも学びに対して目を背けずに立ち向かうことで、結果的に法人を設立してお金を稼ぐことができるようになりました。
ここに至るまでのプロセスは才能ではなく「努力」と「慣れ」がもたらしているものです。
「会社を設立する」なんてことは今の時代誰でもできますし、大事なのは会社を作ってからです。
法人設立後も気を緩めずに自分と向き合っていくことで稼ぎ続けることができ、そのチャンスは誰にだってあるのです。
僕が、この世界に足を踏み入れ、たくさんの学びを得て、会社を作るまでの過程とその理由を下記の記事では公開しています。
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そんな方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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