最近何かと目にする[2.0]という文字。
恐らく事の発端は佐藤航陽氏の著書である「お金2.0」でしょう。
何かと話題になったこの本の影響からか、最近では発信者の方々の間でこの2.0という単語を利用していますよね。
アフィリエイトは全くの無知だけどそんな僕でも分かる良いnoteだった。
この方の本を読んでebay→ヤフオクで稼がせてもらっていた事もあり、会った事もないけど凄く感謝している。
10年先まで生き残り続ける「アフィリエイト2.0」|小玉 歩@ayumu_fmc |note https://t.co/b23j3GIxaW
— Tas (@tas_buppan) October 18, 2018
クビでも年収1億円の著者である小玉歩さんも、「アフィリエイト2.0」というnoteを無料公開しておりました。
今回はそんな[2.0]に僕も(パクらせて)乗っからせていただきます。笑
「転売・せどりの今後はどうなっていくのか?」
「今後も続けていくことは可能なのか?」
ネット物販を行なっている方であれば誰でも一度は考えたことがあるであろうこんな悩みについての回答を記載していきます。
しかしながら、僕自身もまだネット物販歴が3,4年とまだまだ駆け出しの素人です。
10年先の予測が出来るほど業界のアレコレを知っている訳がありません。
そこで今回は僕の知人で長いこと小売業を営んでいる方数名からのアドバイスと意見を参考にして、最終的に僕の言葉でまとめさせていただきました。
転売・せどりというビジネスは10年後も存在するのか?
はい。まずこれ。
10年後に皆さんが現在一生懸命に取り組んでいる転売・せどりというビジネスモデルは果たして存在しているのでしょうか?
僕自身や今回意見を頂いたベテランの方々も予言者ではないので10年後にどうなっているかという詳細な話は出来ないですが、そのビジネスモデル自体は残っている可能性が非常に高いです。
なぜか?
我々が日々取り組んでいる転売・せどりは「小売」から仕入れを行い「小売」として販売して利鞘を取ります。
「え?小売から仕入れて小売で販売して利益出るの?」
「セブンで仕入れた商品をファミマで売って利益が出るってこと?」
上記の様な意見も転売に興味を持って僕に問い合わせをしてくれた方から頂いたことも何回かありますが、これで利益が出るのが我々の行なっている転売・せどりというビジネスモデルです。
まず、考えられるのが10年後にコンビニがセブンイレブンだけになっているでしょうか?
セブン&アイの成長具合から考えるとあり得なくはない話ですが、競合のファミマやローソンを吸収して独占状態ということは考えられないです。
話が回りくどくなってしまいましたが、この原理で10年後に我々が利用する様な小売市場は1つに集約されることは考えられません。
そして、同一の商品でも市場によって値付けというのは必ず異なります。
販売業者側は、長くストックしてしまい早く売りさばきたい商品は必ず値下げを行います。
この原理は物の売買という行為が消えない限りは無くなりません。
つまり、小売間で利鞘を抜くということはまだまだ可能だということが想像できますね。
転売・せどりの仕入れ環境は厳しくなる
転売・せどりというビジネスモデルは10年後にも残っている可能性は高いでしょう。
しかしながら、その難易度は遥かに上がると考えられます。
これにはインターネットが大きく関わってきます。
そもそもインターネットで買い物をする人が増えたというのもここ10年以内の話ですよね。
僕が子供の頃や学生時代の時なんかは買い物をインターネット上で行うことが出来るなんて想像すらしていませんでした。
気づいたらAmazon、楽天は僕の生活には欠かせない物になっています。
時代の進化は凄いですね。
田舎でハンドメイド商品を売っても、その地域の人や観光客にしか販売を行うことができません。
しかし、インターネットの登場で田舎から日本中どころか世界中の人々が販売対象になったのです。
田舎だけで商売を行なっていた場合、売れ残った商品を値下げしたり、廃棄処分するしかなかったのに、インターネットには値下げどころか「値段を高くしてでも欲しい!」という方が溢れています。
この「商品を値下げしたり、廃棄処分する」と「値段を高くしてでも欲しい!」が現在の転売・せどりというビジネスモデルの原点。
我々は企業の値下げと購入者の”高くても欲しい”のお陰で利益を出すことが出来るのですからある意味、インターネットを小売でうまく活用した先行者利益なのです。
では、今後インターネットを活用して適切な価格(売れる価格)で販売を行う企業が増えてきたらどうなるのか。
皆さんはAmazonやヤフオクで「カメラのキタムラ」、「トレジャーファクトリー」と言った超有名な小売企業が商品を販売しているところを見たことがありますでしょうか?
これらの企業は既にAmazonやヤフオクと言った坂路に目をつけて販売を行なっている企業です。
その価格帯は今でこそ、お店の定めている価格になっていることが多いので、そこも仕入れ対象になることが多々ありますが、適正な相場価格に合わせてきた場合はなかなか厳しい戦いを強いられそうです。
商品によってはメーカーとの契約で販売金額を定められていることがあるので、一概に全ての商品を相場価格に合わせてくることは考えにくい。
新品商品はメーカーとの契約により販売価格が定められていることが多いので仕入れ機会はありそうです。
中古の方が今よりも厳しい環境になりそうですね。
ブックオフやトレジャーファクトリー、セカンドストリートなんかも仕入れ方法などは異なりますが、根本的には我々と同じビジネスモデルです。
店舗に来てくれた方から商品を仕入れて、店舗で売るというモデルが最近ではヤフオクなどを利用して販路拡大を狙って来ています。
そして、企業以外からの仕入れもメルカリやヤフオクの普及により、一般人の方もモノの価値を知ることが可能になりつつあることで更に仕入れが難しくなるでしょう。
これからの転売・せどり
今まで仕入先になっていた場所がネットでの販路拡大に連れ仕入先として機能しなくなる。
これはプレイヤーの方々にとっては中々の死活問題です。
勿論、仕入れが完全に出来なくなると言うことはなく、近年の大手企業のネット販売進出の傾向から今よりも仕入れ対象の商品が少なくなると言うことですので、その道を極めているプロの方は稼げる商材こそ減りますが、生き残ることは可能です。
ネットの拡大により転売・せどり業界はどんどん衰退していってしまうのか…?
いいえ。
ネットの拡大により、逆に今後のチャンスも広がります。
出典:http://www.projectdesign.jp/201504/ec/002023.php
このグラフは2012年から2018年にかけての日本EC市場の市場規模をグラフ化しているものです。
見てわかる通り、年々規模は拡大をしています。
とまぁ、ここまではインターネットを利用して小売を行なっている方であれば有名な話ですが、難しいのはこの事実を受け止めて我々はどの様に立ちまわる必要があるかということ。
僕が提案したい立ち回りは下記の通り。
・物流量で戦う
・メーカー、問屋との契約
・ブランド化
下2つに至ってはもはや小売からの仕入れではなくなるので転売・せどりといえるかと言えば言えないですね。笑
その上で小売からの仕入れで生き残ることが比較的にイージーなのは「物流量で戦う」という選択肢。
いまいちピンとこないですよね。
転売・せどりって1個の商品に対してその価格差から利鞘を抜くことが出来るかどうかで勝負して来た人が大半だと思います。
その考えを根本から壊します。
・商品1個あたりの利益は深く考えなくて良い
・物流の拡大によるコストカットで利益を取る
ということです。
簡単に説明をすると、出来るだけ沢山の商品をまとめて配送することでコストカットをして利益を増やしていきましょうねっていう考え。
「そんなことは現実的に可能なのか?」
「どれくらいの物量でそれが出来るか?」
と考える方もいると思いますが、案外簡単に出来るもんです。
勿論、それを国内の小売上で行うということは莫大な資金力が必要です。
しかし、海外の小売を活用した場合はどうでしょう?
感の良い方はもうお気づきでしょう。
国際間の物流コストは非常に高額です。1つ1つ商品を配送するのとまとめて配送するのではワケが違います。
◎参考までにMyUSという転送業者を利用して海外から商品を日本へ運んだ場合(アメックスボーナス有り)
・1個ずつ配送を行うと6500円ほどの配送コスト
・20個まとめるだけで1個あたり4500円の配送コストに縮小
※参考事例ですので商品の重量などによって異なります
1個あたりたったの2000円の差ですが、20個での差額は4万円も変わります。
因みにアメックスボーナスを利用しない場合は30%高くなります。
小ネタとして僕は最近このコストを更に抑えて上記の様な商品の場合1個あたり2500円程度で配送を行なっているので20個で8万円も差が出ます。
仲良くしてもらっている方にはその方法を教えているので興味ある方は僕と握手!!
という感じで国際間での物流をまとめることで利益を出すことは、ネットの普及により我々にとって追い風です。
逆に言えばこれ以外で小売仕入れを継続するのは鬼門と言えます。
なので、転売・せどりである程度の資金的余力と小売の経験を重ねた後は、上記で述べた「メーカー仕入れ」「ブランド化」に進出したり他の事業にシフトチェンジするのが無難でしょう。
メーカー仕入れ、ブランド化は転売・せどりの経験があれば0から始めるよりも、販売先の市場を把握できている分有利に働きますしね。
10年後も生き残るために必要な準備
今後生き残っていくためには変化に対応できる余力が必要です。
変化というのは、「小売企業のネット進出拡大」「販売先の規約変更」など様々な変化がありますが、それらに柔軟な対応をするためには時間と運営資金が必要不可欠です。
そのためには仕組み化がシンプル且つ分かりやすい手段ですね。SNSを見ていても多くの方がここに力を入れている印象です。
仕組み化をしっかりと行えば、皆さんの作業効率は格段に上がります。
それどころか、「自分はほとんど業務をしない」という方も中にはいます。
「自分はほとんど業務をしない」というのは一見聞こえが悪いですが、思考時間をしっかりと取っているということです。
思考時間を取ることができれば様々な変化に対応出来たり、何か新しいことを始めるにもフットワークが軽くなります。
つまり、我々が10年後にも生き残るために出来る準備として手っ取り早く取りかかれるのが、この仕組み化というワケです。
しかし、仕組み化といっても「大して稼いでいない時にするもんじゃない」という考えもあると思います。
確かにその通りです。1円すら稼げていないうちに外注を依頼したり、スタッフさんを雇ったりするのはかなりの博打。
なので今回は僕と今回この記事を作成するまでに相談させていただいたベテランの方々の意見から「これくらいの金額を稼げたら仕組み化を検討しましょう!」という目安を定めさせていただきました。
その目安は5~10万円の粗利を継続的に出せる様になった時。
少ないでしょうか?
これくらいの金額であれば自分1人でやるという方が多い印象です。
月利100超えでも1人でやっている方も中にはいます。
確かに、自分1人でやっていた方が他のコストがかからない分その時に残るお金は多いです。
しかし、これくらいの時から仕組み化をしておけば後々稼ぐことが出来るお金が増えることもまた事実です。
ということは、仕組み化を出来るタイミングで早めにしておいた方が良いに越したことはありません。
5~10万円の収入でもクラウドワーカーを利用すれば小さな作業をかなり安く抑えることが出来ますし、ワーカーさんを教育して後々の自分の分身にすることも不可能ではないです。
「人を教育したりコミュニケーション取るのが苦手だから…」
という理由で仕組み化を諦める必要はなく、例えば商品の受け取りや梱包、ラベル貼り、発送などという業務はマニュアルさえ作成してしまえばコミュニケーションを取らずともネット上のやり取りだけで完結します。
地味にここでもインターネットの発展が追い風になっていますね。
ネットの発展により仕組み化もしやすい世の中になっているのです。
早いうちからやらないのは勿体無いでしょう。
まとめ
今回は転売・せどりの今後についてまとめさせていただきました。
◎転売・せどりは今後も存在する
◎インターネットの普及によって追い風にも向かい風にもなる
◎今後の業界の変化に対応するために時間と資金を確保しておく
◎時間と資金の確保のために仕組み化を考える
勿論、僕の意見が絶対に正しいかといえばそうではありませんし、「何言ってんだコイツ」みたいに感じた方も少なくないでしょう。
あくまでも一個人の意見と業界で長いこと生き残ってきたベテランの方々からの意見をまとめさせていただいただけですのであくまでも参考に、「こうすれば今後も上手くいく!」という自分なりの解答を皆さん自身で見つけて貰えれば嬉しいです。
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僕は大学3年生の時に初めて自営業という道も選択肢にあるんだということを当時読んでいた本から学びました。
それから死に物狂いで勉強と実践を重ねて約半年後の大学4年生の春に法人設立まで至りました。
大学生で会社を経営している方ってたまにテレビの番組だったりネットニュースに流れてきますが
「才能があったからできたんでしょ?」という声も少なくありません。
しかし、僕自身はこれといって起業センスに長けていてお金儲けが得意だったというわけではありません。
事実、通っていた大学は名前を出すのも躊躇うほどのレベルの低さ。そして、ビジネスについて勉強を始めるまではお小遣いとアルバイト以外で何かを売って人からお金を頂くという経験をしたことがなかったのです。
そんな僕でも学びに対して目を背けずに立ち向かうことで、結果的に法人を設立してお金を稼ぐことができるようになりました。
ここに至るまでのプロセスは才能ではなく「努力」と「慣れ」がもたらしているものです。
「会社を設立する」なんてことは今の時代誰でもできますし、大事なのは会社を作ってからです。
法人設立後も気を緩めずに自分と向き合っていくことで稼ぎ続けることができ、そのチャンスは誰にだってあるのです。
僕が、この世界に足を踏み入れ、たくさんの学びを得て、会社を作るまでの過程とその理由を下記の記事では公開しています。
このブログを読んでくださっている方は「お金を稼ぎたい!」「経営について学びたい!」と考えている方がほとんどだと思います。
そんな方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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PS
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